トランクルームサービス
他人の貨物を保管する事業を規制している倉庫業法により登録された事業者が、国土交通大臣から認定を受けたトランクルームに、家財・文書・書籍・美術品・骨董品などを善良な保管管理が義務づけられている寄託契約により行う保管サービスです。
トランクルームを利用するケース
長期海外赴任や引越・増改築などで家財を預けたい時
会社の社屋が手狭になったとき
不要時の季節商品の納屋や押入れ代わり
増えすぎた書籍やAVソフトの保管
家では盗難、カビなどの心配がある貴重品・美術品等を安全に預ける
保管管理の難しい毛皮等の保管
このように家具・ピアノ等の大きな物から書類等の小さな物まで預けることができる便利なサービスです。
トランクルームに保管することが望ましい物品
トランクルームの性能 | 物 品 |
---|---|
常温性能及び常湿性能・常温性能及び定湿性能 | 気温又は湿気の変化により変質し難いもの |
定温性能及び定湿性能 | 一般家具、文書・書籍類 |
定温性能、定湿性能及び防塵性能 | 高級家具、楽器類、美術工芸品 |
定温性能、定湿性能、防塵性能及び防虫性能 | 衣服類、毛皮製品 |
定温性能、定湿性能、防塵性能及び防磁性能 | 磁気テープ類 |
トランクルームを選ぶ方法
1.国土交通省認定マークと認定番号の表示がある。
2.契約内容を「トランクルームサービス約款」により確認する。
特に、保管中の品物への毀損・紛失等に対する損害保険を付保しているかなど保険内容を確認する。
3.トラブル防止のために品物引渡時に相互でキズ等の確認をする。
4.預ける目的と品物の特性などの条件にあったトランクルームを選び。
5.契約の際は、必ず料金表を確認する。
裏を返せば、トランクルーム事業者は、上記のことを確実に履行することが、顧客に選ばれる業者になれると可能性が高くなります。